【第3回平井康三郎声楽コンクール】の《本選》が、本日10月12日に開催されました!
12名の優れた歌手の皆様が実力を存分に発揮され、「平井康三郎歌曲」の奥深さや多彩さを強く印象付ける本選となりました!
第2次予選では、新たに今年課題曲に加わり特に人気の高かった作品として、「夏の宵月」(歌曲集『日本の笛』)を選曲された方が多く、そして、本選では定番曲(「九十九里浜」、「うぬぼれ鏡」、「しぐれに寄する抒情」など)よりも、「三つの輓歌」、「のうぜんかづら」、「ヴェスヴィアス」など、隠れた名作を選曲された方々による様々な解釈、表現がとても魅力的でした。さらに、「友」、「芙蓉の花のうた」のように、今後演奏される方が増えるであろう作品など、名曲の宝庫を実感する充実した機会でした。
一つ一つの作品を深く理解された12名の歌手皆様の質の高い演奏は、甲乙つけがたく、ぜひ11月30日の《入賞入選披露コンサート》には、多くの皆様にお越しいただきたいと心から思いました!
入賞入選者の皆様に心からの喝采をお送りし、今後より一層のご活躍をお祈り申し上げます。
第1次予選、第2次予選まで参加された方々の中にも秀逸な演奏が多く、今後また様々な機会に拝聴できることを願っております!
第3回コンクールに参加された皆様、関係者各位へ厚く御礼申し上げます。
■入賞・入選者一覧:ここをクリック
2023年10月12日
平井康三郎声楽コンクール実行委員会
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